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バフェット太朗さんの本を読んで投資を実践した結果

株式投資

※本記事はプロモーションが含まれています。

2020年12月にバフェット太朗さんの『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』に出会い、不労所得を求めて彷徨っていた私に光が差し込みました。
「これだ!この方法なら安定的に不労所得を増やしていける」、と直感的に感じ、すぐに証券口座を開きました。
本書の投資法を再現し、2年半運用してきた結果を記載していきます。

  • 投資法を再現した結果
  • 本で響いたこと
  • これからの投資について

投資法を再現した結果

本書の投資法はコカ・コーラなど、アメリカの超大型の連続増配高配当株8-16銘柄に分散投資をし、配当を再投資する手法です。
本書に記載のおすすめ銘柄の中で、個人的に良いなと思った銘柄を10銘柄を選定し、2年半投資し続けた結果、以下のポートフォリオとなりました。(ICLN、QYLDはスパイスとして含めています。)

以下に各銘柄の”セクター”、”配当利回り”、”連続増配年数”を記載します。(2023年8月15日時点)
①IBM【IBM】:ハイテク(回復)、4.6%、27年
②エクソン モービル【XOM】:エネルギー(後退)、3.2%、40年
③ベライゾン コミュニケーションズ【VZ】:通信(不況)、7.8%、16年
④AT&T【T】:通信(不況)、7.7%、2022年に減配(2021年までは38年)
⑤サザン【SO】:公益(不況)、4.0%、22年(非減配75年)
⑥プロクター&ギャンブル【P&G】:生活必需品(不況)、2.3%、65年
⑦アルトリア グループ【MO】:生活必需品(不況)、8.5%、53年(分割前含む)
⑧マクドナルド【MCD】:消費財・サービス(好況)、2.1%、47年
⑨コカ-コーラ【KO】:生活必需品(不況)、3.0%、61年
⑩ジョンソンエンドジョンソン【JNJ】:ヘルスケア(不況)、2.7%、61年
※⑩はスピンオフ懸念あり売却。代わりに【ABBV】を今後主力にする予定。

バフェット太朗さんは10銘柄、割合は(回復1、好況1、後退1、不況7)と、不況に強い銘柄の割合を多めに分散する保守的なポートフォリオとされておりました。私もセクター比率は同様とし、利回りを重視しつつ、不況に強い銘柄の割合を増やす考えで、上記銘柄を選定しました。

(評価額について)
10銘柄中、含み益は8銘柄(最高はXOMで+111%)、含み損は2銘柄(T,VZ)と、合計では株価上昇の恩恵を受けられております。

(配当金について)
上記積み上げの結果、配当金想定は以下の金額となりました。

配当金実績の推移は以下です。最初は12ドルでしたが、2年半かけて最高で200ドルまで増えてきました。

最初に買ったのはAT&T 1株30ドルからでした。
初めは緊張しましたが、一株ずつ購入できる安心感と超大型銘柄の配当実績の安心感により、購入を進めていけました。
米国株を購入する際はSBI証券がおすすめです。(住信SBIネット銀行の外貨積立0.03円/1ドルと、他証券より為替手数料が安いため)

本で響いたこと

「みんなガラケーではなくiPhoneを選ぶ」

それぐらいの感覚で、増配年数や各財務状況(営業利益率が20%以上等)が米国の方が優れており、米国株がスタンダードになっていくとのことです。
たしかにWindows、Amazon、コカコーラ、マクドナルド等、米国の商品に囲まれており、これらの商品は長期的に存続することが期待されます。
また、50年以上増配する銘柄が多いということは、ドットコムバブル崩壊やリーマンショック等の不況があっても増配を続けた実績があり、安心感が大きいなと感じました。

株主還元精神の違い

日本:「株主連帯責任」の精神が強いため、不況の場合は『株主も連帯責任で。』と言わんばかりに減配されやすい。
米国:「減配は経営失格」の烙印が押される。簡単に減配できない。
日米の増配年数の差はこの考え方によるものも一因だと知れました。最近は日本も株主還元を増やす傾向になっており、株主還元姿勢に注目したいと感じました。

お金がお金を生む「マネーマシン」

一番衝撃的な点でした。
株を購入するだけで配当を安定的に得られ、憧れだった”不労所得”を手にすることができる、と感動しました。
また、配当を再投資し資産を最大化することも、継続する楽しさを感じやすいと思います。

これからの投資について

2023年8月現在、1ドル約145円とドル高円安で、米国株を買う際に割高となります。
しかし、このまま円安が続く可能性もあり、タイミングを読むことはできません。
2021年は1ドル110円の時もありましたが、2022年は1ドル150円まで行きました。2022年のドル高の時も円でドルを購入し、米国株をコツコツ購入してきました。
いずれの状況においても、バフェット太朗さんの投資法の場合、長期的には株価の成長や配当の恩恵を受けることが期待されるため、タイミングをはからず、コツコツ買うことが良いと考えております。
ただ、私も、割高な配当利回り2%の銘柄より、割安な配当利回り8%の銘柄に、つい触手が伸びてしまっていますので、均等になるよう心がけたいと思います。

バフェット太朗さんの本書をきっかけに、最初は3000円、そして2年半投資を継続し、米国株の運用額が700万円を超えるに至りました。
これだ!と思う方法を少額から真似してみるのはいかがでしょうか。


バカでも稼げる「米国株」高配当投資 [ バフェット太郎 ]